自動車保険(任意保険)の1台あたり平均保険料は、損害保険料率算出機構(GIROJ)の公表値で軽自動車 約51,000円・普通車 約75,000円。等級では6等級13%〜20等級63%の割引が効きます。車種別の平均保険料・ノンフリート等級別の割引率・年代別の目安を、公的データをもとに一覧にまとめました。
自動車保険の保険料は、車種・等級・年代で大きく変わります。この記事は、損害保険料率算出機構(GIROJ)「2025年度 自動車保険の概況」などの公表データをもとに、相場の目安を整理したものです。数字は対人・対物・車両保険を含む一般的な条件を想定した概算の目安で、実際の保険料は型式料率クラス・補償内容・地域・運転者の範囲などで変わります。
車種区分別の平均保険料(GIROJ)
用途車種別の1台あたり平均保険料(収入保険料÷契約台数)です。軽・小型・普通乗用車はGIROJの一次データ、SUVは用途区分に無いため普通乗用車を基準にした相場推計です。
| 車種区分 | 1台あたり平均保険料(年) | データ種別 |
|---|---|---|
| 軽自動車 | 51,000円 | GIROJ一次データ |
| コンパクトカー(小型乗用) | 55,000円 | GIROJ一次データ |
| 普通車(セダン等) | 75,000円 | GIROJ一次データ |
| SUV | 82,000円 | 相場推計 |
軽自動車と普通車では、平均で年2万円以上の差があります。車両保険の有無や型式料率クラスでさらに動きます。
ノンフリート等級別の割引率(無事故)
新規契約は原則6等級から始まり、無事故で1年ごとに1等級上がります。等級が上がるほど割引率が大きくなり、20等級で最大63%(無事故係数)です。
| 等級 | 割引率(無事故) |
|---|---|
| 6等級(新規の初期) | 13% |
| 7等級 | 27% |
| 8等級 | 38% |
| 9等級 | 44% |
| 10等級 | 46% |
| 11等級 | 48% |
| 12等級 | 50% |
| 13等級 | 51% |
| 14等級 | 52% |
| 15等級 | 53% |
| 16等級 | 54% |
| 17等級 | 55% |
| 18等級 | 56% |
| 19等級 | 57% |
| 20等級(最大割引) | 63% |
たとえば普通車で6等級(割引13%)から20等級(割引63%)に進むと、同じ条件でも保険料の水準は大きく下がります。事故で等級が下がると割引も戻るため、等級は「使うほど価値が減る資産」として意識すると判断しやすくなります。
年代別の保険料の目安(普通車の場合・推計)
年代別の実額は非公表のため、各社の公表相場の傾向から推計した目安です。普通車の平均保険料を基準に、年代による年齢条件のリスク差を反映しています。
| 年代 | 年間保険料の目安(普通車) | 40代との差 |
|---|---|---|
| 20代 | 約112,000円 | +50% |
| 30代 | 約82,000円 | +10% |
| 40代 | 約75,000円 | 基準 |
| 50代 | 約74,000円 | −1% |
| 60代 | 約71,000円 | −5% |
20代は事故リスクが高く見積もられるため保険料が高めで、年齢とともに下がり、40〜60代でほぼ横ばいになります。若い世代ほど、等級・運転者限定・車両保険の見直し効果が大きく出ます。
保険料を左右する主な要素
同じ車種・年代でも、次の要素で保険料は変わります。①型式料率クラス(車の型式ごとのリスク区分)、②補償内容・特約(車両保険の有無・弁護士特約など)、③運転者の範囲(本人限定・家族限定)、④年間走行距離・使用目的、⑤地域。相場はあくまで出発点で、自分の条件での金額は見積もりで確認するのが確実です。
年齢・等級・車種を含めた相場の全体像は自動車保険の相場・平均はいくら?で整理しています。
まとめ ― 相場を知り、条件で確かめる
車種・等級・年代で、自動車保険の相場は大きく変わります。まず全国平均と自分の条件のズレを把握し、等級・補償・運転者限定を見直す。そのうえで複数社の見積もりを比べると、同じ補償でも保険料に差が出ることがわかります。相場はスタート地点、正確な金額は各社の正式見積もりで確認してください。
