自動車保険には各保険会社によってさまざまな割引制度があります。
上手く割引制度を活用することによって、自動車保険を安くすることができます。

リスク細分型保険で保険料を安くする

自動車保険の割引には、年齢条件運転者の限定運転免許証の色使用目的などを割引要因とする、リスク細分型自動車保険というものがあります。

リスク細分型自動車保険とは、
例えば、運転する人の年齢が高い方が運転技術も高く、
事故を起こすリスクが低いとして保険料を安く設定するといった考え方で保険料が決まります。

使用目的なども主にレジャーでしか車を使わない人と
業務などで車を使う人では、保険料に差がついてきます。
リスク細分型保険を理解して、
保険料の割り引きにぜひとも活用しましょう!

安全装置によっても保険料割引が適用される

他に、車にABSエアバッグなどの安全装置がついているかどうかで割引が決まるというものもあります。安全装置がたくさんついていれば事故を起こしにくい、もしくは事故しても死亡の確率が低いといった判断で、保険料を安く設定してくれます。

他にも、新車割引インターネット契約割引などといった割引制度もあります。
ぜひ各自動車保険会社の割引制度を活用して、少しでも保険料を安くしましょう。

さまざまな自動車任意保険の割引制度

無事故割引(ノンフリート割引)

自動車任意保険の無事故割引(ノンフリート割引)はノンフリート等級により割引が受けられます。ノンフリート等級とは、等級別に1~16等級(保険会社によって20等級)で成り立っていてり、最初は6等級からスタートし、1年事故を起こさないごとに、1等級ずつ上がっていき、等級が上がるにつれて保険料は安くなっていきます。
逆に、事故を一回起こすと、3等級ダウンしてしまいます。このことから保険料を安くする一番の方法は事故を起こさないことだといえます。ちなみにこの等級ごとの割引率は自動車保険会社によって違いますから、それぞれの会社の保険料を比べて、あなたにあった自動車保険会社を見つけてください。ノンフリート等級は、保険会社を変えても引き継がれるようになっています。

前年無事故割引

前契約の保険期間中に事故がなかった場合に割引が適用されます。
自動車保険の見積りを各社比較するには、自動車保険 無料一括見積りサービスが便利です。簡単な情報を入力するだけで、複数社の見積りを一括で請求することができるのです。

年齢条件割引による割引

自動車任意保険には年齢条件割引による割引があります。
運転する方の年齢を21歳以上、26歳以上、30歳以上などと限定することにより保険料が安くなる割引制度です。
一般的に、年齢が高い人の方が、運転技術も高く、事故を起こしにくいという、考えのもと保険料が設定されるものです。
ようするに若い人の方が運転技術が未熟であったり、若さゆえの無謀な運転などにより事故率が高いので保険料も高くするというのが年齢条件による自動車保険料の違いです。運転が上手でしかも安全運転で事故を起こさない若い人には、納得いかないかもしれないですが、事故率から算出され設定させているのでしっかりと裏づけのある割引制度であるといえます。
ただし、限定した年齢以外の方が運転中の事故は保険金が支払われませんので年齢条件を設定の際には注意が必要です。

ソニー損保の例

保険料が変わる区分は、

  • 年齢を問わず補償
  • 21歳以上補償
  • 26歳以上補償
  • 30歳以上補償

と年齢が上がるにつれて保険料は安くなっていきます。
また、以上の条件だけではなく主に運転する方が26歳以上での契約では26歳~49歳、50歳~59歳、60歳以上の区分で保険料が算出されて、先ほどとは反対に年齢が上がるほど保険料は高くなります。

ゴールド免許割引

ゴールド免許割引とは、運転免許証の色がブルーやグリーンの方よりも、ゴールド免許の方のほうが保険料を安く設定するというものです。
ゴールド免許の方はブルーやグリーンの方よりも、優良ドライバーで事故を起こしにくいという理由で保険料を割引いてもらえるのです。
自動車保険を安くする方法はやはり安全運転がいちばんということになります。

年間予定走行距離による割引

年間走行予定距離による割引とは、年間の予定走行距離が短ければ保険料が安くなるという割引制度です。
走行距離が短ければ、それだけ事故を起こす確率が低いという考えのもとに保険料が算出されます。

走行距離ごとの割引率の目安(ソニー損保)

3,000km以下なら33%OFF!(1週間当たり約55km)
7,000km以下なら30%OFF!(1週間当たり約130km)
11,000km以下でも24%OFF!(1週間当たり約210km)
上記はあくまでも目安なので正確な割引率を知りたければ、詳しくは見積りをとりましょう。

エアバック装着車割引

エアバッグ装備車(装着車)割引とは、車にエアバッグが装着されていれば、それだけ事故時の死亡・ケガの確率が低くなるということで、保険料が割引になります。

エコカー割引

低公害車(エコカー)とは、法令その他の基準により定められた以下の自動車が対象となります。

  • 低公害車(ハイブリッド自動車・電気自動車・天然ガス自動車)
  • 低燃費自動車
  • 低排出ガス自動車

車が低公害車(エコカー)の場合、自動車保険会社によって保険料が割引になる場合があります。

家族割引

家族限定割引とは、運転者を家族のみに限定することによって、保険料が割引かれる制度です。
一般的に、家族とみなされる運転者の範囲は、記名被保険者(契約者)と配偶者、同居の親族、別居の未婚の子とされています。

新車割引

新車割引とは、初度登録から何ヶ月か(一般的に25ヶ月)までは、自動車保険会社によって保険料が割引される制度のことです。

セカンドカー割引

ある一定の条件をクリアしている契約者が、2台目以降の車を新たにご契約する場合に、保険会社によって保険料が割引になります。
ある一定の条件等は保険会社によって異なりますので、ご確認下さい。

インターネット契約割引

インターネット契約割引とは、インターネットですべての保険手続きを完了した場合に適用される割引制度のことです。