自動車保険は無事故でどう変わる?等級が上がる仕組みと20等級への最短ルート

無事故の場合、等級はどう変化するのか

「自動車保険の更新通知が来たけど、また安くなってる!」
「無事故を続けると、最終的にどこまで保険料は下がるの?」
「6等級から20等級まで、最短で何年かかるんだろう」

自動車保険料を支払うたびに、「もっと安くならないか」と感じる方は多いはずです。実は、自動車保険において最大の節約術は、最新の特約をつけることでも、車両補償を削ることでもありません。

それは、「無事故を貫き、等級を上げ続けること」です。

無事故で等級が1つ上がるだけで、翌年の保険料は数千円から数万円単位で安くなります。この記事では、無事故を続けることで等級がどう変化し、あなたの家計にどれほどのプラスをもたらすのか、その衝撃的な「割引の仕組み」を完全公開します。

この記事でわかること

  • 無事故の場合に等級が上がる「+1」の法則
  • 6等級からスタートして「20等級」に到達するまでの年数
  • 【シミュレーション】20等級の「60%割引」で保険料はいくら浮く?
  • 等級を上げる間に「絶対にやってはいけないこと」
目次

自動車保険の等級変化:無事故なら「毎年+1」の法則

自動車保険の「ノンフリート等級制度」は、極めてシンプルなルールで運用されています。1年間保険を使わなければ、翌年の等級は「1」上がる。これだけです。

自動車保険の等級は、下が1等級、上が20等級の計20段階で構成されています。多くのドライバーが、この階段を一段ずつ登っていくことになります。

新規加入「6等級」からのスタート

初めて自分名義で自動車保険に加入する場合、原則として「6等級」からスタートします。
(※「セカンドカー割引」を適用できる場合は7等級スタートとなります)

ここから無事故を続けると、翌年は7等級、その次は8等級……と、着実に割引率が高いステージへと昇格していきます。

年数等級の推移評価
1年目6等級新規(標準)
2年目7等級割引開始
3年目8等級順調なステップ
15年目20等級最高ランク到達

表からわかる通り、6等級から最高ランクの20等級に到達するには、最短でも14年間の「無事故の歳月」が必要になります。等級は、長年の安全運転の歴史に対する「称号」とも言えるのです。

【驚愕の節約効果】20等級の「60%割引」の威力

なぜ多くの人が20等級を目指すのか。それは、20等級に到達した瞬間に受けられる「60%前後の大幅割引」が凄まじいからです。

保険料10万円が「4万円」に!?

例えば、基本となる保険料が10万円だった場合で考えてみましょう。
無事故を積み重ねて20等級に到達すると、割引率が約60%(保険会社により微差あり)適用されます。

20等級の保険料計算(例)

100,000円(基本料) × 0.4(40%分を支払う) = 40,000円!

なんと、年間で6万円も安くなる計算です。

これを10年、20年と続ければ、生涯で支払う保険料には100万円単位の差が生まれます。無事故でいることは、どんな投資よりも確実に資産を守る「究極のマネー術」なのです。

等級を上げている最中に「絶対に気をつけるべきこと」

無事故でコツコツ積み上げてきた等級も、たった一度の「事故」で大きく崩れてしまいます。以下の2点には細心の注意を払ってください。

1. 安易に「少額の修理」で保険を使わない

「ちょっと電柱にぶつけた」「ドアをこすった」といった修理代が数万円程度の事故。ここで安易に保険を使うのは危険です。
一度保険を使うと等級が3つ下がり、さらに「事故あり係数(ペナルティ)」が適用されます。

翌年からの数年間の保険料増額分を合計すると、自費で直したほうが遥かに安かった……というケースが多発しています。保険を使う前には必ず「来年以降、どれくらい高くなるか」を算出してもらいましょう。

2. 等級の「引き継ぎ期限」を忘れない

車を手放したり、保険会社を乗り換えたりする際に、「7日以上」の手続きの空白を作ると、せっかく育てた等級が消滅(リセット)してしまうリスクがあります。
特に満期日が近い場合は、早めの更新手続きが鉄則です。

【結論】安全運転で等級を育て、さらに「基本料」で削る

自動車保険の無事故による等級変化は、時間をかけて着実にあなたに富をもたらします。

  • 仕組み:1年無事故なら、翌年1等級アップ。
  • ゴール:最短14年で「20等級(約60%割引)」へ。
  • 効果:20等級なら、支払う保険料は4割程度まで下がる。
  • 鉄則:少額の事故なら保険を使わず、等級を「守る」選択を。

しかし、最後に一つだけ重要なアドバイスがあります。
「20等級だから、どこの保険会社でも一緒」と考えるのは間違いです。

等級による「割引率」はどの会社も似ていますが、元となる「基本の保険料」は会社によって数万円単位で異なります。
せっかく無事故で育てた20等級という最強の武器。その武器を最大限に活かすなら、基本料そのものが安い「ダイレクト型保険」を一括で比較するのが、最も賢い立ち回りです。

あなたの安全運転が、今よりもっと大きな「節約」という形で報われるはずです。

※利用は完全無料。等級を維持したまま、最もお得なプランが見つかります。

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この記事を書いた人

「現場の安心」を重視する保険マニア 「いざという時に電話が繋がらない保険は無意味」と断言するヴォクシー乗り。自身の事故体験をベースに、カタログスペックでは分からない「現場の対応力」や「示談交渉力」を徹底調査しています。あなたとご家族を守る、後悔しない選び方を提案します。

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