おとなの自動車保険は継続で高い?保険料が上がる理由【2026年】

おとなの自動車保険は継続で高い?

おとなの自動車保険が継続で高くなる大きな理由は、ネット割の金額が契約年数で下がることです。2026年6月1日以降始期の一括払いでは、新規8,500〜20,000円が継続1回目5,500〜10,000円、継続2回目以降は一律5,000円になります(SOMPOダイレクト公式)。

この記事でわかること

  • おとなの自動車保険で、無事故でも継続後の保険料が上がる主な理由
  • ネット割が新規→継続1回目→継続2回目以降でいくら減るか(保険料帯ごとの差額表)
  • 1歳刻みの年齢と、前年の走行距離で決まる区分が毎年の保険料をどう動かすか
  • 継続案内が届いたときに、上がった理由を切り分ける見方
  • 満期前後の期限と、他社へ移るときの注意

出典: SOMPOダイレクト(おとなの自動車保険)公式サイト、損害保険料率算出機構(2026年10月19日に確認)

先に結論から

おとなの自動車保険は、事故がなくても継続のたびに保険料が上がることがあります。理由はおもに、ネット割の目減り・記名被保険者の年齢・走行距離区分・料率クラス・商品改定です。

金額で見て大きいのはネット割の目減りです。新規は最大20,000円ですが、継続1回目は最大10,000円、継続2回目以降は一律5,000円になります。

もう1つの特徴が1歳刻みの年齢です。区分で年齢を決める保険と違い、記名被保険者の年齢が毎年そのまま計算に入ります。

この記事の要点

  • ネット割は新規8,500〜20,000円、継続1回目5,500〜10,000円、継続2回目以降は一律5,000円(2026年6月1日以降始期・一括払い)。
  • 年間保険料5万〜6万円の帯では、新規から3年目までにネット割が6,000円減る。
  • 保険料は記名被保険者の保険開始日時点の年齢で1歳刻みに決まる。
  • 走行距離区分は過去1年間の実績で決まり、走った分は翌年の保険料に反映される。
  • 満期日を過ぎても、翌日から7日以内に手続きを終えれば等級を引き継いで継続できる。

目次

更新で保険料が上がる理由は6つに分かれる

SOMPOダイレクトは自社サイトの解説記事で、更新時に保険料が上がる理由を6つ挙げています。おとなの自動車保険に当てはめると、次のように整理できます。

更新で保険料が上がる6つの理由(SOMPOダイレクト・2026年10月19日確認)

#理由おとなの自動車保険での中身他社へ移ると変わるか
1事故で保険を使った等級が下がり事故有係数が付く変わらない(引き継がれる)
2料率クラスの変更型式ごとに年1回見直される区分は同じ。反映の仕方は会社で違う
3走行距離区分の変化過去1年の走行距離で区分が決まる移った先の区分で計算し直し
4記名被保険者の年齢の変化1歳刻みで保険料が決まる会社ごとに年齢の扱いが違う
5割引の適用外ネット割の継続差・新車割引など変わる(他社の新規割引が付く)
6商品改定会社が保険料や補償を見直す改定の時期と幅は会社で違う

出典: SOMPOダイレクト「自動車保険の更新で保険料が値上がりする?理由と保険料を抑える方法」(2026年10月19日確認)。「中身」の列は同社の商品ページの内容で補足

おとなの自動車保険で継続後に上がる要因

  • 事故がないのに継続後に上がった
    • 割引が減ったネット割の継続差・新車割引
    • 毎年の数字が変わった1歳刻みの年齢・前年の走行距離
    • 会社や料率が動いた料率クラス・商品改定

図:無事故なら「割引」「年齢と走行距離」「料率と改定」の3つに絞れる

事故で保険を使っていなければ、残るのは5つです。その中で金額を数字で確かめやすいのが、次のネット割です。

ネット割は新規・継続1回目・2回目以降で3段階に減る

おとなの自動車保険のネット割は、契約年数と年間保険料で金額が決まります。表は新規と継続で分かれています。

ネット割の金額(保険始期日2026年6月1日以降・一括払い・公式)

年間保険料新規継続1回目継続2回目以降
30,000円未満8,500円5,500円5,000円
30,000円以上40,000円未満9,500円6,500円5,000円
40,000円以上50,000円未満10,000円7,000円5,000円
50,000円以上60,000円未満11,000円8,000円5,000円
60,000円以上70,000円未満11,500円8,500円5,000円
80,000円以上90,000円未満13,000円8,500円5,000円
150,000円以上20,000円10,000円5,000円

出典: SOMPOダイレクト「インターネット割引(新規加入をご検討中の方)」「インターネット割引(ご契約者の方)」(2026年10月19日確認)。一部の帯を省略。年間保険料はネット割などを引く前の金額です

この表から、新規の年と比べた減り方を計算すると次のとおりです。同じ保険料帯のまま続けた場合の単純な引き算です。

新規の年と比べたネット割の減り幅(上の公式表から計算)

年間保険料2年目(継続1回目)に減る額3年目(継続2回目)にさらに減る額3年目までの合計
30,000円未満3,000円500円3,500円
40,000円以上50,000円未満3,000円2,000円5,000円
50,000円以上60,000円未満3,000円3,000円6,000円
80,000円以上90,000円未満4,500円3,500円8,000円
150,000円以上10,000円5,000円15,000円

年間保険料が5万円台なら、2年目に3,000円、3年目にさらに3,000円ネット割が小さくなります。2年目だけでなく3年目にも同じくらい減るのが、この保険の表の形です。

  • 継続のネット割は当社契約が前提:前回の契約がおとなの自動車保険の場合に、継続のネット割が付きます。当社発行の中断証明書を使って入る場合は除かれます。
  • 早割はネット申込みだけ:始期日の50日前までの契約で600円、30日前までで400円。電話での申込みには付きません。
  • 無事故割引:今の契約で事故がなければ、等級にかかわらず2,000円(一括払い・2026年3月1日以降始期)。

出典: SOMPOダイレクト「豊富な割引プラン」「インターネット割引(ご契約者の方)」(2026年10月19日確認)

公式は、継続1回目の最大額を「ネット割10,000円+早割50日600円+無事故割引2,000円=最大12,600円」と案内しています。新規の最大22,600円と比べると、ちょうど10,000円の差です。

1歳刻みの年齢と前年の走行距離が毎年の保険料を動かす

おとなの自動車保険は、年齢と走行距離の決め方がほかの多くの保険と違います。どちらも毎年の更新で数字が入れ替わります。

年齢は保険開始日時点で1歳刻み

多くの自動車保険は「26歳以上補償」「35歳以上補償」のような区分で年齢を決めます。おとなの自動車保険は、記名被保険者の保険開始日時点の年齢で1歳刻みに保険料が決まる仕組みです。

公式サイトは、事故率は20代後半にかけて下がり、30代から50代で最も低くなると説明しています。この世代が割安になる保険料体系、というのが商品の考え方です。

出典: SOMPOダイレクト「事故率が低い世代の保険料を割安に」「おとなの自動車保険の年齢条件」(2026年10月19日確認)

そのため、毎年の継続で年齢が1つ進むたびに保険料が計算し直されます。60代以降の相場の動きは50代・60代の自動車保険の相場で整理しています。

走行距離区分は過去1年の実績で決まる

保険料は、過去1年間の走行距離に応じた区分で計算されます。保険始期日が2025年9月1日以降の契約では、区分は7つです(公式「走行距離に応じて決まる保険料」)。

契約の区分と実際の走行距離が違った場合は、実際の距離が翌年の保険料に反映されます。通勤や帰省で去年より多く走った人は、継続時に区分が上がって保険料も上がります。

出典: SOMPOダイレクト「保険料は走った分だけ!走行距離に応じて決まる保険料」(2026年10月19日確認)

料率クラスと業界全体の料率

型式ごとの料率クラスは、損害保険料率算出機構が年1回見直します(SOMPOダイレクトの解説記事)。自分が無事故でも、同じ型式で事故が増えれば上がります。調べ方は型式別料率クラスの解説にまとめています。

業界全体では、料率機構が2026年6月23日に参考純率の平均14.4%引上げを届け出ました。2027年1月以降の始期を想定したものです。ただし参考純率は使用義務のない参考数値で、料率機構も「実際の保険会社が販売する保険商品の改定率等は異なります」としています。

出典: 損害保険料率算出機構「自動車保険参考純率届出のご案内」(2026年6月23日届出)(2026年10月19日確認)

継続案内が届いたら、上がった理由を4つの欄で切り分ける

前年の保険証券と継続案内の同じ欄を並べると、上がった理由はかなり絞れます。

  1. ネット割の金額:新規から継続1回目、継続1回目から2回目以降に変わっていないか。
  2. 年齢:記名被保険者の年齢が1つ進んでいるか。子どもが主に乗るようになったのに記名被保険者が親のままになっていないか。
  3. 走行距離区分:前年の走行距離で区分が上がっていないか。
  4. 料率クラスと割引の一覧:料率クラスの数字、新車割引などの有無。

見つかった理由と、他社と比べる意味

前年と違っていた欄理由他社と比べる意味
ネット割新規と継続の差大きい。他社では新規の割引になる
年齢1歳刻みの計算ある。年齢の扱いは会社ごとに違う
走行距離区分前年に多く走ったある。距離の区分も会社ごとに違う
料率クラス料率機構の見直し区分は同じ。基本の保険料の差で比べる
等級・事故有係数事故で保険を使った小さい。等級は他社にも引き継がれる

子どもが主に運転する車は、子どもを記名被保険者にする必要があります(公式「年齢条件」)。ここが実態とずれていると、保険料の比べ方そのものが変わるので先に直しておきましょう。

継続か乗り換えかを決める順番

  • 継続案内の金額が前年より高い
  • 手順1ネット割の段階を見る新規・継続1回目・2回目以降
  • 手順2年齢と走行距離を見る1歳刻み・前年の距離区分
  • 手順3同じ補償で他社の新規額と並べる始期日の50日前までに

図:上がった理由を特定してから、同じ補償条件で他社と並べる

満期前後の期限と、他社へ移るときの注意

比べるなら、早割50日が付く始期日の50日前までに見積もりを済ませておくと損をしません。おとなの自動車保険でも、他社でも、ネット申込みの早期割引は期限が早めです。

満期日を基準にした期限(SOMPOダイレクト公式・2026年10月19日確認)

時期おとなの自動車保険でできることこの時期にやること
始期日の50日前までネットで契約すると早割50日(600円)案内と前年の証券を並べ、他社の金額も確かめる
始期日の30日前までネットで契約すると早割30日(400円)継続か乗り換えかを決める
満期日まで継続の手続きを終える他社へ移るなら始期日を満期日にそろえる
満期日の翌日から7日以内手続きを終えれば等級を引き継いで継続できる満期を過ぎた日は無保険になっている

出典: SOMPOダイレクト「豊富な割引プラン」「自動車保険の満期を過ぎた・更新を忘れた場合の継続手続き」(2026年10月19日確認)

他社へ移る場合は、満期日に合わせて始めるのが基本です。満期前に解約して移ると、乗り換え先の契約日から1年間は同じ等級が続き、等級の進みが遅くなります(SOMPOダイレクト「自動車保険の乗換え(切替え)手順」)。

おとなの自動車保険を離れると、継続のネット割と無事故割引は使えなくなります。差額がこの分を上回るかで決めると迷いが残りません。商品の特長や事故対応の評判はおとなの自動車保険の評判と口コミで確認できます。

よくある質問

Q1:おとなの自動車保険で無事故なのに継続で高くなったのはなぜですか?

A. 多いのはネット割の目減りです。2026年6月1日以降始期の一括払いでは、新規8,500〜20,000円が継続1回目5,500〜10,000円、継続2回目以降は一律5,000円になります。ほかに1歳刻みの年齢、前年の走行距離による区分、料率クラス、商品改定も保険料を動かします。

Q2:2年目と3年目では、どちらが大きく上がりますか?

A. 保険料帯によって違います。年間保険料5万円台なら、ネット割は2年目に3,000円、3年目にさらに3,000円減ります。15万円以上の帯では、2年目に10,000円、3年目に5,000円の減少です(公式表から計算)。

Q3:年齢が1つ上がるだけで保険料は変わりますか?

A. 変わることがあります。おとなの自動車保険は、記名被保険者の保険開始日時点の年齢で1歳刻みに保険料を決めます。公式は30代から50代を事故率が最も低い世代とし、この世代が割安になる体系だと説明しています。

Q4:去年たくさん走りました。継続の保険料に影響しますか?

A. 影響します。保険料は過去1年間の走行距離に応じた区分で計算され、実際の距離が翌年の保険料に反映されます。逆に区分より少なく走った年は、翌年の区分が下がって安くなる場合があります。

Q5:満期日を過ぎてしまいました。等級はどうなりますか?

A. 満期日の翌日から7日以内に手続きを終えれば、等級を引き継いで継続できます(公式)。ただし満期日を過ぎた日から手続きまでの間は無保険の状態です。その間の事故は補償されません。

Q6:2027年の参考純率の引上げで、おとなの自動車保険も上がりますか?

A. 決まってはいません。損害保険料率算出機構は2026年6月23日に平均14.4%の引上げを届け出ましたが、参考純率は使用義務のない参考数値です。採用するかどうか、いつ反映するかは各社が決めます。

まとめ:ネット割の段階と年齢・距離を見てから他社と並べる

おとなの自動車保険の継続で保険料が上がるのは、多くの場合、仕組みどおりの動きです。どの欄が変わったかを確かめれば、比べる意味があるかどうかがわかります。

この記事のまとめ

  • ネット割は新規8,500〜20,000円、継続1回目5,500〜10,000円、継続2回目以降5,000円(2026年6月1日以降始期・一括払い)。
  • 年間保険料5万円台では、3年目までにネット割が6,000円減る。
  • 保険料は記名被保険者の年齢で1歳刻みに決まり、毎年の継続で計算し直される。
  • 走行距離区分は過去1年間の実績で決まり、多く走った年の翌年に上がる。
  • 早割はネット申込みのみ。50日前まで600円、30日前まで400円。
  • 満期日の翌日から7日以内なら等級を引き継いで継続できる。他社へ移るなら始期日を満期日にそろえる。

上がった理由がネット割の段階なら、他社では新規の割引が付きます。年齢と走行距離をそろえた同じ補償で並べると、続けるかどうかを数字で決められます。

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免責事項

※本記事はSOMPOダイレクト(おとなの自動車保険)などの公開情報をもとにした整理です(2026年10月時点)。割引額・適用条件・手続きの期限は保険始期日や払込方法によって異なります。差額表は公式の金額表から同じ保険料帯のまま続けた場合を計算したもので、実際の保険料を保証するものではありません。契約・継続の判断は公式サイトの最新情報と重要事項説明書をご確認のうえ行ってください。
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この記事を書いた人

家族でヴォクシーに乗っている、ごく普通の会社員のSaitoです。きっかけは、夜の高速道路で追突された事故でした。保険会社のフリーダイヤルに、15分間つながらなかった。あの時間の長さで、保険は契約書のスペックではなく、いざという場面での対応力で選ぶものだと痛感しました。

それから、主要な自動車保険を10社以上、実際に契約しては乗り換えて、対応を比べてきました。CMで見る「満足度が高い」という数字と、夜間のオペレーターやレッカー手配の速さは、必ずしも一致しません。このサイトでは、事故対応やロードサービス、弁護士特約の使いどころなど、カタログでは分からない部分を、家族を持つドライバーの目線でまとめています。

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