自動車保険を上手に使えば安心してカーライフを楽しめます。
しかし、自動車保険が効かない場合もあります。
どのような事故でも自動車保険が適用できるわけではなく
事故のケースによって効かないこともあります。

以下に当てはまるような事故にあってしまうと
自動車保険の補償対象外になってしまいますので注意が必要です。

飲酒運転、無免許運転

被害者保護の原則により、
対人・対物の保険金は下りるケースもありますが、
それ以外の自損事故保険、車両保険、搭乗者傷害保険などは
一切保証されません。さらに道路交通法違反にも該当します。

チューニングカー・改造車

以前は小径ハンドルの装着を理由に
保険会社が支払いを断った例もありました。

現在では規制緩和のために
車検対応の領域はかなり広くなっていますが、
車検対応だから自動車保険対象になるわけではありません。

たとえ合法であっても、
車の改造を行うときは保険代理店に相談をし、
保険証書に改造車であることを
記入するなどしておいたほうが賢明です。

自動車保険料の不払い

自動車保険料を分割払いにした場合は
翌月に2カ月分が引き落としされます。
この時に再度引き落としができない状況になると、
その時点で保険会社から連絡が入って、
自動車保険は一切利用できなくなります。

父母、配偶者、子に対する賠償

搭乗者傷害を除いて、家族にケガをさせたり、
損害を与えたケースでは保険金がおりません。
自宅の塀を壊した場合も保険金がおりません。

このように保険の種類によって
自動車保険が効かないケースが色々とあるので、
自動車保険の契約時にしっかりと内容を確認しておきましょう。